少し前に、アジア・チャンピオン・リーグ
というサッカーをやっていたらしく、
浦和レッズが、がんばっていたんですよね。
タクシーで帰宅途中に、
ちょうどその試合がテレビでやっていたことがあって。
カーナビって、
走っているときはテレビが映らないはずなんですが、
東京の個人タクシーのナビは、
確実にテレビに常時接続ですね。
道、知ってますしね、個人タクシーの運転手は。
それで、その日も、ふたりで大盛り上がり。
その運転手、埼玉からの出稼ぎなんですかね?
やたらとレッズが好きで。
でも、あっという間に点を取られましてね、しかも4失点。
終了間際に3点返したので、結果的には3-4なんですが、
なにせ1-4までいっていたので、期待はなかなか持てない展開。
ところがその運転手、
運転もほどほどに、やたらと、
「棟梁、棟梁!」って声に出すもんだから
なんのこっちゃと思ったら、
「闘莉王、闘莉王」
でした。
確実に間違ってます。
そして、いよいよ試合がタイムアップになって、
悔しがる浦和サポーター、そして、湧き上がる中国人サポーター。
そんな中、解説の人が言った試合を振り返るひとことがよかったですよ。
(解)「いやあ、惜しかったですねえ、セルジオさん」
(セ)「中盤での失点が痛かったですね」
(解)「浦和レッズ、終始押し気味に試合を進めながら…」
(セ)「ええ」
(解)「一瞬の隙を尽かれて…4失点!」
(僕)「隙、つかれすぎやろ!!」
あの瞬間、何人の日本人が同じセリフを叫んだことか。
しかし!
そんな言葉には少しも動じることなく、
やはりタクシーの運転手は呟いたのでした。
「今日は、棟梁の動きがなあ」