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45歳からの老後 in コスタリカ

『45歳からの老後』

東風(あいのかぜ)に想う

自信作!!、タコのテーブル

とうとう言ってしまいました・・・。
我慢が出来ずに・・・。
昨日のことです。
例の隣の馬たちの大量(ムーチョ!!)の馬糞が連日の炎天下で乾燥して(お陰で臭いは少なくて済むのですが・・・)、それを再び馬たちが踏みつけ、大量の馬糞挨(あい)が折りしも吹き荒れる季節風によって黄砂の如く舞い上がり、深深と、火山灰のごとく我が家の隅々、そこかしこへと降り注ぐ・・・。
なんて悠長なことを言っている場合ではありません、本当に凄いんです、馬糞埃が・・・。
炎天下ではジリジリと肌を焦がすほどの南国陽気でも窓も開けられず(閉めていても部屋の床は砂埃だらけ)、干してある洗濯物にも大量の馬糞挨がたっぷり!!。
さらに悪いことに、今度は家に隣接する南側の土地で大きな豚が飼われ始めて臭っさい臭い!!、も〜っ踏んだり蹴ったりです。
そして我が家の外壁には馬に付くダニ(カミさんの調べではタカサゴキララマダニと同種と思われる)が大量に発生して、連日殺虫剤噴霧に追われています。
そんな折、昨日馬の飼い主のファミリー(ココの町最大の100人に及ぶ強大なファミリー)の子供たちが数人、家の物干し場のすぐ隣、1mも離れていない場所に馬を隔離する策を作り始めたんです。ここ数日で庭のバナナの木が4本も倒れたほどの強風が吹き荒れる中、吹き溜まった落ち葉や枯れ枝を掃除していた私はそれに気が付き、慌てて子供たちに駆け寄り、しかし脅かさないように穏やかに、ゆっくりと、
「頼むからも少し家から離れたところに作ってくれないか。」と低頭平身に懇願した。
今は12〜3歳ほどの彼らですが、あっという間に、すぐに大きくなります。
コスタリカでも子供たちの凶悪化が懸念されていて(テレビのニュースでも取り上げられていた)、私たちのような外国人はむやみに恨みを買うようなことは避けたほうが賢明と思われ、威圧的に成らないよう優しく頼んだのです。
最初はあからさまに顔をしかめて嫌がっていたのですが、それでも何とか言いくるめて「分かった。」と承諾してくれました・・・。
と思いきや、舌の根も乾かぬうち又もやトンテンカントンテンカン・・・。
再び止めるよう頼むと、「これは馬を入れる策じゃなくて僕たちの遊び場だよ!、動物は入れないから。」と言い始めました。
「本当に馬用の策ではなく、君たちの遊び場なんだね?。」と何度も念を押して「馬には使わない。」と確認してその場を離れなした。
そして小一時間後・・・。
馬たちがドスドスと馬糞挨を蹴上げて走り回る音が聞こえてきて振り向くと・・・。
今しもあの糞ガキ(失礼)たちが馬を追いたてて、自分たちの遊び場と証するあの策に追い込もうとしている最中ではありませんか!!。
カッチン----ッ!!。
「あんの〜っ、糞ガキ(失礼)ども!!。」
いやいやっ、怒っちゃいけない・・・、いけないっ・・・。ゆっくりと深呼吸して気を落ち着かせ、再び静かに子供たちに頼みました。「ここは良くないよ、お願いだからもう少し離れた場所に移してくれないか・・・ポルフャボール。」
するとその中のガキ大将ジャイアン(私たちが勝手につけたあだ名、本当の名はホセ)が迷惑そうにふてくされながら、「判った判った・・・、明日にでもどかすよ。」と、はすに構え右手肘を斜め上に上げ、それから先をまるで犬をシッシッと追い払うがごとくひらつかせ、《話など聞いちゃいない》素振りで帰って行きました。
糞ガキ(失礼)が・・・!!。可愛くないっ!!。
まあ、それはそれとして、しかしここに来て私の我慢も大きく腫れ上がった膿が飛び出す寸前のニキビのごとく限界に来ていました。
カミさんは鼻水が止まらなくなり、私は結膜炎で両目とも真っ赤ッか。茶色い埃の痰が出るしかぶれで体中がむず痒いしまつ。おまけにSAVAはダニだらけで取っても取っても(毎日100匹以上)きりが有りません。
糞ガキ(失礼)たちの行為が引き金になった?わけではないと思いますが、それでも背中をぽんと押されたように・・・(結果的には同じこと?何を言っているんだ私は。)・・・、この馬たちの飼い主である一族のNo2(一族の長は80歳ぐらいのおばあさん)である長男のところへ談判しに向かいました。もちろん穏やかに、恨みを買わないよう語気に気をつけながら・・・、低頭平身に・・・。
もちろん最初はにこやかに握手を交わした長男でしたが、私の話を聞くうちに段々と顔色が変わってきて・・・、顔面蒼白になり・・・、最後には顔を引きつらせながら私を睨み付ける格好でしばしその場で立ちすくんでいました。
それでも落ち着いて私たちが困っていることを訥々と、願うように話して伝えると・・・、しばらくして、
「豚はもうすぐ売り払う予定だし、馬も近々違う場所に移すようにする・・・。」と苦々しい顔つきではありましたが何とかそう言ってくれました。
まあ、それが本当に実現するかはまた別の問題(すぐ忘れるし・・・)ですが、少しでも改善の方向へ向かってくれればと思っています。
ですが、彼が(一族が)気を悪くしたことも顔色を見ていれば一目瞭然だし、これから近所の関係がどう変化するかも判りません。
「もお、おみゃーたちにやる水はにゃーずら!!。」なんて言われてしまうかもしれませんね。せっかく美味しい井戸水だったんですが・・・。
やはり我慢して言わない方が良かったのでしょうか?、それとも言って好かった?。
どうしても日本人気質から抜け出せないっ?、神経質すぎる・・・?、のでしょうか?。
いずれにしても今後の様子を慎重に見守らなければ成りません、何しろ近くには誰も力を貸してくれる人間は居ないのですから・・・。カミさんだけしか・・・。

どうかこの日本の方角から吹いてくる東風(あいのかぜ)が、本当の愛の風と成って幸運を運んでくれるよう願うだけです。

新しい部屋?

先日、ルイスに頼んで玄関ポーチを鉄筋を溶接して囲い、二人して蚊除けのサランの網を張りめぐらせました。
それまですぐに塵が吹き溜まってどうにも収集が付かない場所だったのですが、一転、網を張ったことで枯葉や塵なども入ってこなくなり、それによって掃除もしやすくなり、至極明るく清潔な場所になりました。(といっても網を張っている段階ですでにルイスに6箇所、SAVAに2箇所も穴をあけられましたが・・・。)
入り口の左上部にテレビを置く台を取り付けてテレビを設置し、それまでそこに置いていた薄汚れたプラスチックのテーブルと椅子は表に出し、タイルモザイクのテーブルと籐の椅子を置いて、そして流木で作った龍のイメージの照明を施すと・・・、そこはもう・・・、新しい部屋の誕生!!。涼しい8畳間の出来上がり------------っ!!。
本当に一部屋増えた感じで、今は夕方から夜の9時ごろまでそこで過ごしています。
もちろん今は風が強いのですが、出来上がった嬉しさと涼しさ、それになんといっても外で過ごしている雰囲気がとっても気に入っていて・・・。
入り口横にSAVAの出入り口も作っことで、それまで余りかまってやれず、少しいじけ気味だったSAVAも大喜び。夜な夜な徘徊していたSAVAが夜もほとんど家に居るようになりました。カミさんも気に入ったようで二人とも夕食はそこで取っています、テレビを見ながら冷えたビールをぐいっと・・・、強風の中ではありますが・・・。

SAVAの入り口

現在、家の裏側のポーチも網を張ろうと画策中です。そうすれば、さらにもう一部屋増える・・・?、もちろんSAVAの入り口付です。


現在、日本では冬季オリンピックが連日放映されているようですが、コスタリカではまったく・・・、皆無といって良いほどトリノオリンピックの話題は耳にしません。熱帯のコスタリカ選手が出場している訳もありませんし、テレビでもコスタリカ国内放送ではまったく取り上げないし、有料のケーブルテレビで僅かにアメリカのNBCがわずかに報道しているに過ぎません。後はブラジルの選手が出場したとニュースで数秒間流れたぐらい・・・。関心が無いのも伺えます、誰も雪など見たことなど無いのですから。
それでも夜な夜な画面がチラつくNBCにチャンネルを合わせ、日本選手が活躍するところを見ようと目を凝らしています。
ですが如何せんアメリカの放送局。メダル候補と同レースとか、有名選手の後ろで待機中とかでしか日本人選手は映りません。
名国を圧倒するくらいの大選手団を送り込んで・・・、それでもこのままではメダルは限りなく0・・・。
昔のように{参加することに意義がある}・・・、などという時代はとうに過ぎているのに、それでも大金を使って大選手団(これに換算されない数多くの関係者、マスコミも含めて)を送り込む姿を見ていると、お役所の予算と一緒で、一度貰った枠は何が何でも死守するという姿勢がありありと感じられて(いかにも日本らしいと言えばらしいのですが)・・・、それに対外的にも非常に気恥ずかしくなってきます。尻の置き場が無くなってムズムズと・・・。お笑い的に言えば「どうぞ突っ込んでくれ!!。」と言っているようなものですよね。
選手の活躍する姿は映らなくても、そういった日本の姿はだけはコスタリカの片田舎に在る私たちの耳にさえ伝わってくるんですから・・・。
ココの村人の大多数は、海外旅行でさえ《夢のまた夢》・・・だと言うのに・・・。