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45歳からの老後 in コスタリカ

『45歳からの老後』

世界で一番便利で豊かな国の不思議

【我が家の侵入者たち・恐怖のサシガメ(命に関わる怖い毒カメムシ)】

いや〜っ、驚きましたね!!。たった2年3ヶ月ぶりの帰国なのに、日本の印象が大きく変わったこと・・・。 いやっ、建物や風景などがそう大きく変化したということではないのですが、コスタリカの片田舎で過ごしていると、久しぶりに見る華々しい日本の毒気?に当てられるのか、焦点が定まらない目で色とりどりのガラス片を入れた万華鏡を覗いたごとく、眼底を光の束子でくすぐり擦られる様なむず痒い感覚が伝わってきて、たとえそれが旧知の風景であっても、そこには目に見えぬ色鮮やかな電飾が埋め込まれているような・・・、そんな印象を強く受け、眼鏡を掛けてみたり瞼を強く擦ってみたり・・・、その翳んだようなギラツキを払拭するのには、結構時間が掛かってしまいました。

また、以前感じていたものとは違った感覚を覚えたり・・・。
単に時差ぼけの所為だったのでしょうか・・・?。
今回、2週間の予定で帰国したのですが、その14日間で全ての用事を熟なさなくてはならず、ましてや移動で4日間取られ、さらにその前後(出入国)2日は動けないので、実質8日間でやり終えなければならないので、その時点では時差ぼけなど感じている暇が無い超強行軍のスケジュールと相成ってしまいました。 そんな中でも、久しぶりに見る日本にちょっとした違和感?を感じてしまったということは、やはり国外での田舎暮らしが、何かしら五感にでも変化をもたらしたのでしょうか・・・?。

【我が家の侵入者たち・?????】


ほんの数例ですが・・・、

ある日、見たことも無い千円札に戸惑いながらバスに乗り込み、あたふたと、いかにも迷惑顔の運転手に両替を教わってから座席に付くと、始発停のため出車時間まで車窓から何気なく、久しぶりの郊外の駅周辺風景を眺めていたんです、ただぼ〜〜っと。
すると、窓外に2〜30人の保育園児たち?でしょうか、それに4〜5人の保育士の方々が伴って、大人数でゾロゾロと・・・ゆっくりとした足取りでやって来ました。
可愛い顔をした子供たちが2人ずつ手を繋いで歩いている姿、何とも微笑ましい・・・、とっ、とんでもない!!。
午前中の柔らかな日差しの中にも拘らず、それほど人の往来も無い歩道をテクテクと歩いてくる子供たちの・・・、顔・・・顔・・・顔・・・がっ!!。
どうしたことでしょう、全員ニコリともせず、まるで苦虫を噛み潰したように押し黙り、口をへの字に固く結んで、まるで人生の無常を背負って歩く哲学者がごとく、暗い罫線を引いた表情で、おとなしく・・・静かに・・・無機質に・・・歩いているのです。
保育士の方々は互いにニコニコと会話しながら歩いているといういうのに・・・。
これって変ですよねっ!!。絶対!!・・・にっ。

そんな光景が妙に心に引っかかり、その夜、知人と居酒屋で食事をしていた際、何気なくその話を持ち出して、うだうだと喋っていたのです。
すると、隣の席に座っていた保育士だという女性が話しかけてきました
。 何でも、現在日本の幼稚園・保育園では登園下園、外出などの際は決して笑わないよう子供たちに指導している・・・、と言うのです・・・???。
余りに唐突で、いくら真顔で言われても・・・、勿論酒の席ですし・・・、俄かには信じることなどとても出来ません。
まっ、事の真相はともかくとして、この保育士の方曰く、今現在、日本で度々起こっているという幼児に対する暴行・誘拐・殺人などに対するための《苦渋の処置》だと聞くと・・・、なんだか一言一言に説得力が有り、妙に合点し、達磨落としのごとくそこだけ思考回路を打ち抜かれ、ただただ納得させられている自分がぽつねんとそこに居ました。
でも、本当はこの方の話を信じたくはありませんよね、だって世界中で子供に笑うなと指導する国がそれほど多いとは・・・とても思えませんから・・・。

【我が家の侵入者たち・サソリ】

またある日、一向に調子の戻らない我が家のパソコンの為に、改善策を求め、何か役に立つソフト・ハードは無いかと物色買いするため秋葉原へ向かいました。
まだ?、もう?昼過ぎだというのに電車内は結構混んでいて、5人に1人は携帯電話に向かって忙しなく親指を動かしている気持ち悪い光景を横目で眺めつつ、久しぶりに世界の電気店、秋葉原に降り立ちました。 確かに駅周辺は再開発され、以前とは比べ物にならないくらい風景が変わってしまっていて、大きなビルを眺め上げ、「ほ〜っ!!。」と一人感嘆の声を上げてしまいました。
わが町プラヤ・デル・ココには二階建て(コンクリートブロック建て)以上の建物は有りませんよ〜っ!!。 さらに目にする品揃えの凄いこと凄いこと・・・。
コスタリカではとてもお目に掛かれない最新型の商品が、綺羅星のごとく光り輝いて並んでいる・・・。 多分、コスタリカ中の電気店のすべての商品を掻き集めたより、あのヨドバシカメラのビルに収められている商品の方が遥かに多いことだろう・・・、なんて真剣に考えてしまいます。
しかし、それは今に始まったことではありませんよね。
私が驚いたのは、秋葉原の街の其処此処に・・・、立っているんですよね・・・、いっぱい・・・、メードの格好をした女の子が・・・、そう、フリルの付いたやつ・・・。
そして、その女の子の周りにはカメラを持った男性陣が取り囲み、夢中になって写真を撮りまくっているんです。
何より愕かされるのは、その女の子たちが《じつに嬉しそう》なんです。
デイズニーランドや真夏のビーチの撮影会でもあるまいに、平日の昼日中、一般の街中の路上で、イベントでもないのにメード姿の女の子たちが立ち並び、そこにカメラを持った大勢の男性たちが夢中で彼女たちの写真を撮りまくる・・・・・・?。
じつに平和というか・・・、虞が無いというか・・・、裕福というか・・・。
こんな風景を眺められるのは世界でも日本だけ・・・?、なんか変じゃない・・・?!、違うだろ〜っ・・・?!、そう思うのは私だけっ・・・?。

他にも、
個人情報保護法ですか・・・?。

【我が家の侵入者たち・頭がサソリで胴が蜘蛛?】

帰国前、コスタリカから義母にお願いして、代理で航空会社に逆チケットが買えるかどうか問い合わせしてもらったのですが、「御本人でないとお答えできません。」????。
ただチケットが買えるかどうかだけを聞いてもらったのに・・・。
私にはよく理解できません。

知り合いのメキシコ人に「日本は空気がきれいだよね。」と言われ、???と頭を抱えて帰ってきたのですが、都心の交通量が非常に多い交差点でも深呼吸が出来ました、確かに・・・。

世界中の料理が簡単に味わえる国、外食では勿論、家庭で出される料理にも世界各国の料理が並ぶ・・・、そんな国は日本をおいて他にはないでしょうね。
ですが・・・久しぶりの日本食!!。
「あれも食べたい!!」、「これも食べたい!!」、で、寿司・刺身に蕎麦・うどん、ラーメンに餃子、カレーライスにしょうが焼き定食、とんかつ・うなぎにしゃぶしゃぶ、味噌汁にお新香、納豆にご飯・・・・・。 も〜っ、大満足!!。のはずが・・・?。
一体どうしたことでしょう・・・・????、

つづく

どうやら日本で性質の悪い風邪を貰ってきてしまったらしく、以前では考えられないほど回復が遅くなった時差ぼけ(年なんでしょうね・・・)をさらに悪化させ、こんどはそれを後ろから思いっきり蹴飛ばすように、帰国翌日(コスタリカに)から再び壊れ始めた我がボロラン号(前輪を支える車軸が折れる・再びブレーキが利かなくなる・付けたばかりエアコンが壊れる・電気系統の異状でエンジンが掛からない・・・等)の修理に追われ、気が付けば6月ももう終わり・・・。
なんで、こう時間が経つのが早くなってしまったのでしょうか?。
別に死に急ぐ訳ではないのですが・・・。


「やるマン」聞いてくれましたか〜ッ!!。
帰国中お世話になった方々、有難うございました〜っ!!。