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45歳からの老後 in コスタリカ

『45歳からの老後』〓非想非非想天的コスタリカ移住生活〓

パナマ

大嫌いなサンホセ市内

ホントに腹が立つ!!。これで5本目ですよ!!。SAVAの首輪を盗まれるのが!!。
昨日、良い子でお留守番をしていたご褒美に、新しいちょっとお洒落な首輪を買ってあげたのですが・・・。
たった一日の命でした・・・。

先週、ビザの更新のためパナマに行ってきました。
このところニカラグア詣ばかりだったので少し目先を変えてみようと、昨年一昨年と集中豪雨で中止になっていたパナマ行きを今回決行することにしたのですが・・・。

ようやく雨季も明けた様子の先週の日曜日。
朝の6時に車のハンドルを握ると、ニワトリ19羽(うち雛が13羽)とSAVAを置き去りにして(勿論餌と水はふんだんに用意して置きましたよ)、一路カリブ海側のパナマとの国境を目指し出発です。
丁度コスタリカ全土を左上から右下に斜め縦断するような形になるので、車を運転することが余り?好きではない私には少々?厄介ですが、無理はせず、まずは行けるところまで行ってみて、そこで1泊し、明日国境を越えることにします。
午前11時。大嫌いなサンホセ市内をグルグルと散々迷った挙句、やっとの思いで抜け出すと、リモンへと向かう高速道路に乗り、最初の目標であるグアピレスまでただただひた走り。
途中、山越えで濃霧の盛大な出迎えに合い、ライトを灯してスピードを落とし、フロントガラスに顔をくっつけるようにしてノロノロと走行しますが、これがなかなか難しい。
熱帯雲霧林とはよく言ったのもで、この辺りはいつも霧や靄が掛かり、道路わきの土手や谷にも熱帯の植物が所狭しと生い茂っています。
実は朝から腹具合が悪いカミさん。脂汗をたらしながら「もう駄目っ!!、車・・・止めてっ!!、道路わきで・・・ンコ・・・するから。」と涙目で懇願してきますが・・・、
「いくら濃い霧とはいえ、野糞はヤバイだろっ・・・、車は頻繁に通るし、茂みには蛇や毒虫が居るかもしれないし。」などと、すったもんだしているところへ・・・救いの神現る。

椰子の木にペイントしてある・・・

谷底に広がる広大なジャングルの上を、ゴンドラを使って渡す観光客用の施設の看板が、靄の切れ目を縫って突如目に飛び込んできました。
慌てて入り口で車から飛び降りると、カミさん震える足腰をギクシャクと抑えつけながら、異様に血走った眼でトイレに向かって一目散!!。
私は何事かと驚いて飛び出してきた係員の無理やりの誘導で・・・、駐車場に車を移動。
この施設、お年寄りや体の不自由な方、キャノピーが苦手な方にはお勧めかもしれません。ゴンドラで渡るので安心です!!。なんて・・・、トイレの借りを返しておきます。
施設の名前?、すみません忘れました。

すっかり憑き物が落ちたカミさん、先ほどの脂汗滴る悶絶顔はどこへやら、元気を取り戻しナビゲーションにも何処か余裕の?笑顔がこぼれます。
以前、ボート事故で私が最初に運ばれた病院が在る因縁の町《グアピレス》を過ぎ、まだ時間とお腹に余裕が有るようなので、もう少し先まで行ってみようということに・・・。
80km制限の四車線の道には車も少なく舗装状態もよかったので、運転嫌いな私でも何とか快適なドライブを楽しむことが出来ます。
と、前方にやけにノロノロと運転している車が現れました。右折でもするのかとしばらくはスピードを落として追従しましたが、いつまで経ってもそのノロノロが終わらず、仕方なく追い越すことに。
ウインカーを出し、左車線に出るとアクセルを踏み込んで加速、ノロノロ車を追い越し再び右車線に戻ろうとしたその瞬間・・・。
はい、また・・・やられました。
スピードガンを片手に持った警官が、私たちの車を笑顔で道路脇に誘導しています。
今日は朝から十数箇所でスピード違反の取締りを実施していたので気を付けてはいたのですが・・・、カミさんの憑き物が落ちて油断したのでしょうか、それとも霧が晴れて運転が楽になったから?。その時はまったく頭に有りませんでした、ネズミ捕りなんて・・・。
違反切符帳を手にしたり顔で近づいて来た警官が、得意そうにスピードガンを差し出し「101km出ていたよ。100kmを越すと6ヶ月間の免停だ。」と、さも残念だというように肩と両手をチョイと持ち上げるゼスチャーで説明してくるんですが・・・。
いつまで経っても切符を切ろうとしません。パラパラとめくってみたり裏にいたずら書きをしたりはするのですが・・・、そこまで。
もうこちらも先刻承知で「罰金はいくら?。」と聞くと、即座に「26600コロンだ。でも今払えば何も無かったことにしてあげるよ。」と、人差し指を唇に当てて内緒のポーズ、おまけにウインクまで・・・。

カウイタの夕暮れ

《約50ドルか、でも仕方がない6ヶ月免停はつらいし、この場に車を置いて行くことは出来ない・・・。》
カミさんの財布には25000コロンしか入っておらず、ゴソゴソともたついていると、「25000コロンでいいよ。」と、なんと気前の好い大岡裁き!!??。
挙句の果ては「この先でもスピードの取締りをやってるから気を付けて。」と握手までされて・・・てっ。

1日で470kmを走破し(キューバで520km走って以来)、まずはカリブ海に面したサーフインとナショナルパークで有名なカウイタで宿を取ることに・・・。