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45歳からの老後 in コスタリカ

『45歳からの老後』〓非想非非想天的コスタリカ移住生活〓

う――――っ、かっ体中が・・・、痛――――いっ!!。

これが今日現在の私の状態を最も的確に表してくれる言葉です。
ここ1ヶ月半ぐらい、朝から晩まで雑事に追われ、しかもそのほとんどが肉体労働。
今後も最低1ヶ月間はこの状態が続く予定ですし、さらに今年は雨季が例年より早くやって来そうなので(と言っている内にどうやらやって来てしまったようですが・・・)、それまでにやっつけておかなければ成らない仕事も山積。
若い頃は体力だけには自信があったのに・・・、南国のギラギラと照りつける太陽の直射を浴びながらの作業にはホトホト・・・、おかげで体重が5kg減・・・って。

移設しなくてはならない電線

何故この様な事になってしまったか・・・?。
それは、あの『土地が削られてしまう』事件に端を発しています。
やはり家の敷地内の北側、一口ゲートが有る側の底辺2m、高さ約25mの直角三角形の土地が東側のコンドミニアム開発会社(アメリカ資本)の主張によってとうとう奪われる事に成ってしまい、不服とするならば裁判を起こさねば成らず、何とも中途半端な大きさの土地を死守するために多額の裁判費用を掛けなくてはいけない・・・、更にどうも我が家の勝ち目は薄そうで裁判を起こしても難しいと言う意見が大半を占め始めました。
まったく!!、最初は「コンド側の方が絶対におかしい!!、貴方たちの方は土地を削る必要など全く無い!!。」とか「この国は2年も住んでいれば(他人の土地に)居住権の方が強くて乗っ取られるんだから心配ない。」「あなた方は正規の取引で取得しているのだから何の問題も無い。」と私たちに対しての介助の意見が圧倒的であったのに、ここへ来てみんなの言うことが180度反転。
売買に立ち合った不動産会社や弁護士は「すでに契約は終了していて私たちはもうその問題には関係ない。」と逃げ出すし、【一番悪い】売り主はすでにカナダへ帰国していて連絡が取れない始末。
どう足掻いても白旗を揚げるしかない状態で・・・、もう諦めました。
さらに次に遣ってくる問題がコンド側の敷地内を通る我が家のライフライン(電気・水道・電話線・ケーブルTV)の移設。

移設した入り口ゲート

これも近所の人々曰く「工事費はコンド側が払うもの。」とか「自分の敷地内は払わなくてはならないがそれ以外はコンド側が負担するのが当たり前。」「あなた方は一切払う必要が無い。」等々。
「もう絶対に信用しない!!。」と心に誓うも、一縷の望みに縋り付こうとする自分が此処にいる訳で・・・。
ですが、やはり蓋を開けてみれば「他人の土地に勝手にライフラインを引いている方が問題で、切断されても文句は言えない。」と弁護士の一言。
私たちがこの家を購入する以前からそこを通っていたのに、・・・です。
「不服ならばコスタリカの電気・電話・水道・ケーブルTVの各会社を相手取って裁判を起こすしかないが、まあっ、まず勝ち目は無いだろう。」とのこと。
こういった裁判はよくあるケースらしく、こんなことにいちいち煩わされていたらコスタリカ自体の財政が危うくなる・・・、と言ったところでしょうか。
コンド側は「移設には協力するが(期限を決めて、それまでは切断しないであげる)金銭的な援助は一切しない。」という方針で、しかし「重機が有るので水道管の溝は掘ってあげてもいいよ。また接する境界線の塀はコンド側が作る。」と涙が出るほどの有り難い?申し出、もう軍門に下るしか有りません。
でも、電線の移動だけでも日本円にして60万円以上掛かるんですよ!!。ちょっと高すぎやしませんかっ!!。

設置した鉄柵

まずは入り口のゲートの移動・設置とコンド側とは反対側の塀(フェンス)の設置から始めることに。
もちろん私が造れる筈もなく、職人を頼んで工事してもらいますが、やはり私一人遊んでいる訳にもゆかず(やはり日本人なんですかね?)、結局朝から手伝う羽目に・・・。
フェンスを張る際、境界線上に植わっていた木を6〜7本切り倒さねば成らず、そこで出た幹や枝の切り屑・木片がトラック2〜3台分。これを一人で片付ける(これは職人の仕事の範疇にないので)のは気の遠くなるような作業でした、いやっ気が遠く成りました・・・実際。
更に雨季に入る前に屋根の修繕とペンキ塗りも平行して行わなければ成らず、これがまた
思いのほか重労働。
高所恐怖症の私が屋根の上で、斜め中腰のままプルプルと震える(後ろに倒れないように重心を取りながらなのでものすごく筋肉を使う)太腿を引きずりながらペンキの缶を片手に(大振りな波トタン為倒れてしまうので下に置けない)不自由な手で延々刷毛を握る・・・。しかもジリジリと照らす南国の強烈な太陽光線とその照り返しをまともに受けてまさに鉄板焼き状態。水っぽい和豚など決して美味しくもありません。
はたまた、悪いことは重なるもので、毎回例のあの『蜂』が足元覚束ない私に執ようにまとわりついてきて、振り払おうとすると屋根から落ちそうでそれはそれは・・・。
まだ四分の一も終わっていませんが、すでに刷毛で出来た手のマメが3回も潰れました。

来週からいよいよ電気・水道・電話線・ケーブルTVの工事が順に始まる?ようですが、当分この筋肉痛からは逃れなれないようです。

《《ここだけの話ですが、コンド側があれだけ強硬に主張している土地が、実はコンド側の測量ミスで削られる筈の土地がひょっとしたら半分で済むかもしれません。あんなに大人数で何度も測量を繰り返し、PCでもシュミレーションしていたのに・・・ですよ。私たちが巻き尺1本で計ったら・・・。し―――――――っ!!内緒ですよ――――っ!!、絶対にっ!!。》》


この時期は乾季と雨季の端境期にあたり、動植物も雨季への準備を始める季節なのですが、私たちが今一番憂慮しているのは【蟻】です。
ただでさえ家中を這いずり回っている苦々しきあの輩が、この季節羽を持って大型化するんです。そうっ、蜂ほどもある大きな【羽蟻】が現れるんです!!。
このところ毎晩100匹は潰しているのですが、全然埒が明きません。
そこで本日、日本から送ってもらったあの★★アースレッド★★の登場と相成りました。
と言っても4個有った内の最後の1個。3個はすでに使ってしまいました。
仕方なく一番広い部屋に仕掛けることに・・・。
部屋を閉め切り私たちはリベリアに買い物へ出かけます。
そして戻ってみると・・・・!!。
すっ、凄い!!。
仕掛けた部屋だけでなく、ドアを閉めていたはずの部屋の中まで蟻の死骸がてんこ盛り!!。ドカベン一杯の蟻の佃煮が出来そうな量です!!。

飛行機の手荷物としては持ち込めないでしょうが、中南米・アフリカ等の友人のお土産に★★★アースレッド★★★は如何でしょうか!!。
喜ばれること請け合いです!!。