
今がシーズン タランチュラ
明けましておめでとう御座います。
コスタリカに移住してから、この挨拶をするのが今年で4回目!!
自分でも信じ難いこの経過スピード。
45歳で遣って来て、今年の誕生日にはナッ何と50の大台に乗ってしまうではありませんか!!
この4年間(丸3年と8ヶ月)、目まぐるしく動き回ったようであり、酔生夢死だったようであり・・・、まっ、私たち夫婦が未だ移住生活(取り巻く環境)を掴み切れていない感は否めませんが、今年もマイペースで暮らしていこうと考えておりますので、今後も「45歳からの老後」よろしくお願いいたします。

カミさん用貝殻の便座
新年早々何とも臭うような話から始めさせて頂いて恐縮なんですが、昨年末、我が家のトイレタンクの水漏れの酷さに倦ねり、タンク内の浮き球やゴム栓、弁などのパーツをすべて新しい物に交換したんです。
毎年3〜4月と11〜12月は停電・断水が多く(停電も断水も大概3〜8時間程度で復旧するのですが、知人が住む町では丸2日間止まっていた事もあるそうです)、昨年12月は特に多かったようで連日の停電・断水でほとほと困り果てたのですが、中でも1番困るのは・・・、そうっ、トイレです。
《朝起きたときにはすでに停電・断水》といった日が続き、薄暗いバスルームの便器に座り、寝ぼけ眼で用を足し、さあ流そうとコックに手をやると、コポコポッ・・・???
空のタンクに無情に響く、ゴム弁の遣る瀬無いコポコポという喘ぎ声。
そして、それに続く「あっちゃ〜〜〜ア。」と私の呻き声。
今まで、旅先ではいろいろなトイレ苦労話を経験しましたが(思い出に残っているトイレ話は、ロシアの大河アムール河面5m上に木で足場を組んだだけの大天然水洗トイレ、マダガスカルの爆臭と汚れが堆積して鍾乳洞と化した公衆便所、アフリカで真夜中にバスの車内灯を頼りの集団野糞、同じくアフリカでバスでの移動中うら若き女性が素知らぬ素振りで目前の座席で放尿、更にアフリカで断水のため1週間2人分宿の便器がウンコてんこ盛り、ベトナムで入れ替わり立ち替わり老若男女が次々と入ってくる野糞用となった巨大建設予定地、ベネズエラのシャワーヘッド付き便器等々まだまだ沢山ありますが、機会が有ればお話ししますね)、自宅のトイレで苦労させられるのは鬱然とします。
そもそも、日本で暮らしていたときにはトイレタンク内のパーツなど交換した記憶がありません(生まれてこの方45年間)、自分の手でにしろ業者を頼むにしろ。
ところがコスタリカに来てたった4年弱ですでに3回も交換しているんです、尋常じゃないですよね。
乱開発に伴い、彼方此方で地面を掘り返しては水道管工事を行っている余波なのでしょうか、水質が悪くなり、混じった砂泥が管やゴム弁に影響を与えている?それとも部品自体が粗悪品(アメリカ製を使っているのですが)?
もともとコスタリカは《水道水がそのまま飲める》がうたい文句だった筈、ところが最近は塩素も強く、濁りも出るので飲料用にはしていません。
年末の交換でようやく漏水は止まり、断水でもウンコ1回分は流せるように成りました。ですが我が家のトイレには、現在でも予備用にポリタンクがずらりと並んでいます。
ちなみにコスタリカのどのお宅・どんな公共施設を訪ねても、多かれ少なかれ便器からの水漏れは常時見られ、漏れている場所が水苔・水垢で変色していたり、シャアシャアと漏水音が聞こえてきたりしていますが、まっ、誰もそんなこと《大して気にしていない》が現状ですね、私が神経質過ぎなのでしょうか?

私用
トイレ話でもう一つ。
世界中、途上国ではどこでも同様だと思いますが、コスタリカも下水道はほとんど完備されていない状態で、汚水は自宅の浄化槽(穴を掘り古タイヤや石を埋めただけの簡素な物がほとんど)で処理しています。
更に配水管が細かったり施工が思わしくなかったり、またトイレットペーパーが粗悪だったりなどが影響するのでしょう、その為便器にトイレットペーパーを直接流すことが出来ません。
そこで、便器の側には必ずお尻を拭いたペーパーを捨てるゴミ箱が置いてあります(超高級ホテル以外は)。
先進国以外では好く目にする光景ですが、日本人には見慣れない場景ですよね。
私も最初は、誰の使ったか判らないウンコが付いたペーパーが山のように堆く積まれている光景(公衆便所などで)に抵抗がありましたが、それよりも他人様のウンコ自体が便器にプカプカと浮いている姿を目にする方が多く、もうすっかり慣れました。
もちろん我が家のトイレも同様で、便器の側にはゴミ箱がちゃんと置いてあります(もちろん中のビニール袋は毎日交換していますよ)。
以前、知人がそのままペーパーを流してしまい、詰まらせて逆流させ、世にも恐ろしき光景が・・・、散々な目に遭わされました。
詰まらせると工事の為に大散財・汚れ仕事に成るうえ時間もかなり拘束されるため、我が家へ遊びに来てくれる日本人のお客様には「どうかペーパーを流さないように」とお願いするのですが、これがなかなか抵抗があるようで(特に女性は)・・・。
別段、私は人様の使ったペーパーを開いてみるような性癖は有りませんが(いやっ、人からはそう見えているのかも?)、余り執拗にお願いするのも何だか気が引けるので、常々困っています。
もしコスタリカのわが家へ遊びに行っても良いと考えている方がいらっしゃるとしたら、どうかこのことだけは割り切って考えてくださいね。
また断水が多い時期にはウンコが流せない・シャワーが使えない、などのことも有りますから、どうか不自由を楽しむつもりで・・・。
このことに関する逸話をサンホセの友人から以前聞きました。
何でも、その友人のコスタリカ人の知人がニューヨークの某有名ホテルに就職した時の話だそうです。
【ある日、支配人の招集でそのフロアーの従業員全員が会議室に集められました。
支配人曰く「このところ連日、従業員専用トイレで使用済みの汚れたトイレットペーパーがゴミ箱に捨てられるという嫌がらせとも悪戯とも言える醜行が行われている!!
犯人を見付けた者は直ちに上司に報告するように。」とのお達し、ホテル内には騒然とした雰囲気が・・・。
ところがその知人、いったいそのどこが悪いことなのかてんで判らないし、また、どうもその犯人とは自分のことのようで・・・、段々と恐ろしくなってきた知人、ついにはせっかく就職したばかりのホテルを止めてしまった。】と言うものです。
習慣の違いは、体験しなければ判りませんね。
AJIが現在、初の発情期中!!
夜な夜な近所の飢えた雄犬どもがやって来て、うるさくて眠れません・・・。