
大きく成りました(FUGU)
「え〜〜〜〜〜っ!!聞いてないよっ!!」
思わず、一昔前のギャグが溜息と入り混じって、ぽかんと開いた口から自然に漏れ出してていました。
以前からの念願であった、コスタリカの居住権(レジデンシア)取得に向けて、やっと一歩を踏み出そうとした矢先のことです。
私たち夫婦がレジデンシアを取得する為には、まず6万ドルをコスタリカ国営銀行に5年定期で預金する必要が有ります。
そこで日本からコスタリカの国営銀行に6万ドルを送金しようと、カミさんが日本の銀行に電話を掛けました。
一通りの遣り取りが終わり、いよいよ送金という場面で、日本の銀行から口座番号が違うので送金できないとの答えが返って来たのです。
「えっ!!そんなバカな!!」
慌てて私たちは、コスタリカの銀行に確認しに赴きます。
こちらには預金通帳というものが有りませんので、カミさんが口座番号と銀行カードの番号を勘違いして伝えてしまった為に起こった単純ミスだと判り、まずは一安心。
「それじゃあ、序でにアボガド(弁護士)事務所に行って、取得のための弁護士費用・手数料を聞いてこよう。」
せっかく動き始めたのですから、それじゃあ早めに行動を起こそうと、少々気負い立ちぎみの体で弁護士事務所に向かいます。
外国人御用達の大きなホームセンターの敷地内に建つ、3階建ての瀟洒な建物の2階にそこは在りました。
家を購入した際にお世話になった不動産屋(アメリカ資本)で、レジデンシア取得にお勧めのアボガドということで、紹介していただいたのがこの事務所です。
コスタリカは現在、バブル景気は収束に向かいつつ有るのですが、それまでお金には糸目を付けないアメリカのお金持ちばかりを相手にしてきたこの会社、お金など皆目縁がない私たちに対しても、勿論それなりに手腕は有るのでしょう、幾分?お高そうな(料金が)感じの事務所を私たちに紹介してくれたようです。
まっ、それでも3年前に知り合いの日本人ご夫婦(サンホセ在住)がレジデンシアを取得した際、弁護士費用がお二人分併せて約13万円(日本円で)程度だったので、現在たとえ値上がりしていたとしても、高くて20万円ぐらいだろうと高をくくっていたのですが・・・・・
インターホンでオートロックを解錠してもらい、ガラスのドアを押し開けて冷房の効いた階段を2階へと上がって行きます。
ちょっと前までは、グアナカステのど田舎では考えられないような、都会的な洒落た雰囲気のオフィスです。
社名が彫り込まれたガラスドアを押し開けて(信じられない、ここは本当にグアナカステ?)中にはいると、受付嬢が親切に対応してくれます。
「済みません、レジデンシアを取得したいのですが。」
受付嬢は社名が印刷された社用箋にメモを取ると、インターホンで弁護士と連絡を取って、私たちを会議用の大きなテーブルがある広めの部屋に通してくれました(信じられない、本当にここは家の近所?)。
一人一人に筆記用のマットが配置された大きなテーブルに着いてしばらくすると、お洒落な生成の麻のパンツスーツ姿の中年女性が、大きな歩調で颯爽と入ってきました。
この事務所は何人もの弁護士を有する、サンホセにもオフィスを持つ大きな弁護士事務所で、今回対応してくれたこの女性もその一人のようです。
「レジデンシアを取得したいのですが、弁護士費用は如何ほどに成りますか?」
「はい、お一人につき約35万円(日本円で)、お二人だと約70万円になります。」
「へっ?・・・・・・・・・。」
どんなに高くても、せいぜい20万円ぐらいだろうと勝手に考えていた私たちは、自分たちの考えの甘さに愕然としながら、それでも必死に平静を装い・・・

サウジアラビア製のエアコン

同じく室外機