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3日間でコミュニケーションが“劇”的に変わる研修「ドラマジック」が面白い。

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キスケ
こんにちは。きすけです.最近いろんな会社の新卒さんと飲むのがマイブームです。そんな中、ある企業の新卒田中くん(仮)がこんなことをおっしゃっていました。
田中くん(仮)
社員研修って、座学がメインだったりしてつまらないし・・・正直あんまり覚えてないんですよ。もっと実践的な内容の研修が受けてみたいです!

なんとも・・・・耳が痛い。

私がある会社の人事部にいた頃も、8割くらいは情報を詰め込むだけの研修だったかも・・・

特に成長意欲の高い新入社員にとっては、もっと現場で活かせる研修を受けたいと思うのは至極当然ですよね。


そこで、今回はアソブロックが提供する新入社員向けコミュニケーション研修「ドラマジック」をご紹介したいと思います。毎年研修に頭を悩ませる人事担当者の方も、参考にしてみてはいかがでしょうか。

「ドラマジック」とは・・・
「ドラマジック」は、コミュニケーションの本質を理解し、コミュニケーション力を構成する3つの力を、演劇を題材にしたワークで養う研修プログラムです。
(ドラマジックのWebはこちら!https://www.asoblock.net/dramagic/

・新入社員や内定者教育の一環として
・営業に携わる新人の教育に
・社内コミュニケーションの活性化に
といった目的におすすめです。

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なぜに“演劇”?

「うちは別に俳優を目指しているわけじゃないよ」と一見思われがちですが、

実はコミュニケーション能力を養う上で、演劇のメソッドを利用すると、非常に効果的なのです。

最近では、インプロ(即興劇)研修などの、発想力や瞬時の対応力などを養う研修も注目を集めています。

なぜか?

演劇は、観客にメッセージを伝える為に、台詞だけでなく、さまざまな表現方法を用います。

・目線

・声のトーン

・ボディーランゲージ

・表情

・間

などなど。考えてみると、それって実際の仕事においても同じですよね。

コミュニケーションが苦手な人ほど「何を伝えるか」に囚われがちですが、実は「どう伝えるか」も重要。

台詞の決まった演劇だからこそ、「どう伝えるか」が浮き彫りになります。

「ドラマジック」にどのような効果が?

今回、採用コンサルティング・採用アウトソーシングでおなじみのキャリアマートさんの、若手社員の方々に、実際に参加していただきました。

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参加者からは、

・「コミュニケーション力が高い」って何なのか理解できた。

・表現の幅が広がり、より正確に相手に伝えられるようになった。

・自分の癖や、同僚の癖がわかり、意識して現場でコミュニケーションがとれるようになった。

などといった感想が聞かれました。

同僚たちと一緒に受けることで相互理解を深め、社内コミュニケーションが円滑になったようです。

研修中は基本的にワークがメインで、座学の時間はほとんどありません。ずーーーっと、常に誰かと話すことが続きます。そうした中で、同僚の気づかなかった一面を知り、チームワークを深めるきっかけにもなります。特に、新入社員の方にとっては、交流を深めるきっかけにもなり、連帯感も生まれたようです。早期離職の防止も期待できそうですね。

「ドラマジック」実践レポート

ドラマジックのプログラムは、3日間に分けて行うのがスタンダードなプランです。今回はその中から一部抜粋して簡単に紹介します。

Day1.自分を知る


まずは自分を理解する事から始めます。

▼ワーク:「普通に歩く」

「普通に歩く」・・・・その通り、普通に歩くだけです。なのに実際やってみると全然「普通」に歩けない・・・人に見られながら歩くと緊張してしまうことで、ぎこちない動きになってしまいます。周りからも完全に緊張していることがばれちゃってますね。

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このように、緊張してしまうと中々思うように動けない。どうすればいいのか・・・

今度は、「家から駅までの道のりを想像して歩いてみて」と言われると、皆さん出勤前のような素の顔でテクテク歩き出しました。

緊張している事を認識できたら、緊張していない時をイメージして取り組むことで、リラックスできるようです。

「自分を知る」為の様々なワークを実践し、実践した後は必ずメンバー同士でフィードバックタイム。

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同僚の知らなかった一面や、特徴的な癖を言い合い、より関係を深め合えるきっかけとなった様子。

Day2.相手を知る


2日目は、相手の状態を理解するワークを実践していきます。

▼ワーク:ミラー

「相手の正面に立ち、鏡のつもりでまったく同じ動きをしてください。」

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ゆっくり動く相手を見ながら、それに合わせて動く・・・なんだかシンプルですが、相手の動きを理解し、合わせていくのがこれまた難しい。

▼ワーク:カウントアップ

輪になって、数字を1・2・3・4・・・・と、他人とタイミングが被らないようにカウントしていきます。(昔合コンで流行った「タケノコにょっき」的な?)

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「あの子・・・絶対次言いたそう・・・・」

「やべー・・・誰も言わない・・・言っちゃっていいのかな・・」

と思考を張り巡らせて臨むことで、場の空気感や、相手の動向を読み取ることができます。

一人よがりのコミュニケーションではなく、相手の存在を認識してコミュニケーションを取ることを学べました。

Day3.コミュニケーションを図る。


2日間の研修を踏まえ、最終日は実際の会話を通して、コミュニケーションの図り方を学んでいきます。

▼ワーク:プレゼント

ペアになり、即興で寸劇を繰り広げていくワークです。「プレゼントを渡す側」「プレゼントをもらう側」に分かれ、目に見えないプレゼントの内容を瞬時にイメージし、会話を広げていきます。

プレゼント

「これ、欲しがってたやつだよね。」

「わー!これほしかったやつぅぅぅぅぅ!そうそうこの犬!」

「ちょっと散歩に付き合ってよ!」

・・・・なんて、普通ペットをプレゼントしますかね(笑)

「瞬発力」と「発想力」を養い、やってて笑いが止まらないワークです。

▼最終ワーク:演劇コミュニケーション

ある小説のワンシーンを台本に、登場人物になりきって会話してもらいます。

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(伝えて→受け取って→感じて→感情を想像→また伝える。台本の主人公に思い思いのキャラクターを作り上げています。)

演劇ワーク2

(時には、イラ立ちや怒りも表情を加えて伝える)

演劇ワーク (2)

(「ふぁ~疲れた・・・」とボディーランゲージを用いて、より具体的に感情をイメージさせる)

話す内容は決まっているので、会話は成立するのですが、コミュニケーションにおいて重要な「感じる」という部分が非常に試されます。言葉一つ一つに感情を乗せ、相手にしっかり伝える。言葉+感情のキャッチボールを学ぶことが、コミュニケーションの基礎とも言えます。

これらのワークを通じ、

【なぜ】・【何を】・【誰に】・【どのように】・【何の為に】・【どう伝えるか】を実践し、

メンバー同士でフィードバックして改善し、日々の仕事に活かせるレベルまで落とし込めたようです。

最後に・・・


3日間でコミュニケーションが“劇”的に変わる研修「ドラマジック」、いかがでしたでしょうか・・・

コミュニケーション研修は数あれど、実践しやすい学びであったり、社内のコミュニケーションをさらに円滑にしていく上では、まさに“劇”的に変化をもたらす研修内容だと思います。

盛りだくさん過ぎる内容ですので、今回は一部の内容しかお伝えできませんでしたが、アソブロックでは「ドラマジック」に関する相談を随時受け付けておりますので、下記問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
ドラマジックについてさらに知りたくなった方は、ドラマジックのホームページもご覧ください

一風変わった演劇コミュニケーション研修・・・ぜひ、お試しください!

ドラマジックナー

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