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2017年上場、Wantedlyのことが5秒でわかる豆知識集

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信頼のおける友人からのオススメは、何度か会っただけのコンサルタントの意見よりよほど信頼できたりしますよね。今回はそんな人と人との”繋がり”の力に着目し、事業の強みとして展開しているWantedly(ウォンテッドリー)をご紹介します。

 

■Wantedlyってどんな会社? 5秒でわかるようにまとめると…

SNSを活用しての採用や転職を支援する人材マッチングサイトを運営する会社

 

■Wantedlyのトリビア5選

 

①CEOの夢は漫画家になることだった

CEOの仲暁子氏は京都大学を卒業後ゴールドマンサックスに入社、その後、日本のFacebookに参画するなど素晴らしいキャリアを歩んでいますが、実は漫画家を本気で目指していたことがあるそうです。一部の作品はFacebookにあがっているので気になった方はチェックしてみてください。

 

②サービスはCEO自らプログラミングした

Facebookを通じてSNSの力を感じた仲氏は、新しいサービスとしてWantedlyを自らの手で開発しました。プログラミングには過去何度も挫折をしていたそうですが、なんとか形に。すると公開後にはサービスの魅力に気づいた優秀な人材が次々と集まってきたそうです。

 

③「とにかく気軽に応募できること」が画期的だった

Wantedlyの特徴は気軽に応募できることです。とりあえず話だけ聞いてみたいという軽い動機でもオフィスへ行くことができます。面接とは違うので本音で話しやすく、企業と人材のミスマッチを防止ことが期待できます。

 

④ロゴに秘められたメッセージは「ブルーオーシャン」と「右肩上がり」

Wantedlyのアイコンには四角い青のマスにWの文字が描かれていますが、この青には「いつでもここがブルーオーシャンだ」という意気込みが込められています。また、Wが少し右上にズレて一部が隠れているのは右肩上がりの成長ということを表現しているそうです。

 

⑤上場の目的はリフォームのため!?

目論見書によるとWantedlyの上場による資金調達額は約4,000万円で、使途は「オフィス増床時の内装費」となっています。なかなか具体的でユニークな目的ですね。もちろん直接的な資金調達以外に、株式交換によるM&Aや、上場で得る社会的信用により優秀な人材の確保や大企業への営業をしやすくなるといった効果も期待していると考えられます。

 

「シゴトでココロオドルひとをふやす」がWantedlyのミッションですが、これには仕事で不幸な人はなくしたいという仲氏の思いがあるそうです。そのミッション達成に向けた取り組みとして、Wantedlyでは報酬や条件ではなく、「共感」という面からアプローチをしています。共感とは、なぜその会社がその事業をやるのかという「意義」に対しての共感です。Wantedlyにおいて企業と人材が気軽に交流できるように設計されている背景には、このような会社としての理念がありました。現在、Wantedlyのサービスは特にベンチャーやスタートアップ業界で受け入れられ、確かな地位を築きつつあります。上場を機に今後どのような攻勢をかけるのか、Wantedlyの次の一手に注目してください。

 

参考:
https://wantedlyinc.com/ja/company/mission
http://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/connect/ipo/201708102101.pdf
http://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/nlsgeu000002lxin-att/09Wantedly-1s.pdf
http://blog.wantedly.com/post/26962106204/
http://newswitch.jp/p/1069


 

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