CATEGORY

知らないと苦労する東京の電車の乗車マナーと心得とは?

  • Facebook 記事をシェア
  • Twitter 記事をツイート
  • LINEで送る

東京と聞いてイメージするモノのひとつに、朝夕の通勤通学時間帯の満員電車がありますね。

普段クルマ社会の地域にお住いの方にとってはかなり戸惑う光景だと思いますが、日常的に混雑電車を利用する東京族の間にはそれを乗りこなすために自然と培われた暗黙の乗車ルールと心得があります。

そのいくつかを書き連ねたいと思います。

 

ホームでは整列して電車を待つ

ホームで電車を待つ際は、足もとのドア位置を示すサインを参考に、整列して電車を待ちましょう。これは東京以外の地域でも人の多い都市部の電車では広く定着しているルールかと思います。

 

乗り降りの際は「降車優先」

ホームに電車が着いたら、早速乗り込みたい気持ちはわかりますが、まずは降車する人が優先です。ぎゅうぎゅうの電車ですから降りる人に先に降りてもらわないと、乗れませんので、当たり前ですね。

降りてくる人の流れに逆行して我先に乗り込むのは最高級に迷惑でダサい人として白い目で見られること間違いなしなので気をつけましょう。

 

ドア付近に乗っている人は毎駅いったんホームに降りる

降りる人を通すために、ドア付近に乗っている場合には目的のない駅でもいったんホームに降ります。

ただしドア脇の角位置にいる人については、ぎゅっと体をコンパクトに縮めてやりすごすというのはアリです。

もちろん同じ東京でも駅によっては、さすがにいったん降りるまでもない降車量の駅もありますが、ドア付近の人はなんとなく降りる人の気配にアンテナを張って、降りる人がいたらいつでもすかさずホームに出られるようにスタンバイしておく必要があります。

ホームに降りた後は基本は踵を返してホームの列の先頭に陣取り、降車者の流れが途切れたら最初に乗り込めばよいのですが、列の先頭に場所のゆとりのない場合は、列の後ろに並び直すしかありません。

 

目的駅に到着する少し前から降りたい空気を出しておく

満員電車に乗る時のいちばんの不安といえば、降りたい駅でうまく降りられるかどうかだと思います。

が、上述のとおり東京の人は降りたい人がいる場合、一度ホームに降りるなどしてちゃんと道を空けてくれますし、そもそも毎駅ごとに結構な人が降りるので、案外するっと降りられると思います。

ただし重要なのが、降りたい駅に到着する少し前から降りたい意思表示をほんのりしておくこと。たとえば足元においていた荷物を手に持ち直したり、見ていたスマホをポッケにしまったりと、降りるための準備をおもむろに始めるのです。すると東京の人はその気配をきちんと察知して、ドアまでの道を空けてくれることでしょう(もし空けてくれない人がいたら、そいつは田舎モノです)。

 

「降ります!」と大声を出すのはちょっとダサい

特に春先など新生活が始まることの多い時期に見られがちな光景ですが「すいませーん!降りまーす!」と大きな声を出して人混みをかき分けて降りていく人がいます。そういう人を見ると東京族は「ああ、上京ほやほやの人かな」と冷ややかかつ微笑ましく感じます。大声を出して無理に降りなくても、きちんと降りたい空気を出して、流れに身を任せていれば、たいていの場合問題なく降りられるのです。

ただしもちろん例外もあって、中にはこちらの降りたい気配を察せず道をつくってくれない輩も登場します。そういう時は「すいません、降ります!」と言って通してもらうしかありません。この場合、ダサいのは大声を出したあなたではなく、ぼけっと突っ立って通せんぼしてるやつのほうですので安心してください。

あるいは降りたい駅に到着したことに気づくのが遅れて、すでにホームの人が乗り込み始めてしまっているようなケース。これはもう、時間にゆとりがあれば諦めてもうひと駅乗って折り返したほうがよいくらいですが、そうも言っていられない時は強い意志と最大の恐縮をもって「すいません、降ります!」と逆行しましょう。

 

時にはちょっとした強引さも持つ

ラッシュの時間帯はそれこそ山手線など2分おきくらいに次の電車が来るので、乗り切れない場合は焦らず次の電車を待てばよいのですが、一方で次を待ったところでどうせ似たような混雑という場合がほとんど。ドア付近はぎゅうぎゅうに見えても、奥のほうにはまだゆとりがあったりもするので、多少強引に乗り込んでいく勇気が必要な場面もあります。

 

・・・

 

上記したほかにも、リュックなどの荷物は体の前でもつとか、新聞は小さく折りたたんで読む(電車で新聞紙を読むひとはめっきり見かけなくなりましたが)などのこまごましたマナーもありますが、総じて重要なのは結局はお互いへの気遣いということだと思います。東京以外から見ると東京のひとは冷たく見えるかもしれませんが、それは互いに干渉しすぎないように努めているだけで、暗黙でお互いの気配を察知しあう気遣いにはむしろ長けているように個人的には感じます。

 

・・・

 

あとなにより大事なのは、なるべくオフピークに電車に乗ることですね。私なども朝の通勤時間帯はよほどのことがない限り電車には乗らず、カフェで仕事をして、ゆうゆうと移動することにしています。

 

おすすめの関連記事