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【展示会装飾業者選びのポイント】4つのタイプとその強みを知ろう

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展示会のブースデザインを依頼する業者さんをどのような基準で選ばれていますか?

提出された図面と見積もりだけで判断されていませんか?

実は、ひとくちに“ブース装飾業者”といっても、
様々なタイプがあり、得意領域はそれぞれ異なります。

単にデザインや価格だけで決めてしまうと、
業者側の強みとこちらのニーズがマッチせず
不本意な結果に終わってしまう場合も…。

大切なのはまず、自分たちが業者に期待することは何かを見極めること、
その上で、ニーズを叶えてくれる最適なパートナーを見つけることです。

本記事では装飾会社のタイプを4つにわけてご紹介します。


1.施工業者タイプ 

sekou
社内に工場をもっており、基本的に展示会やイベントブースの施工だけを生業にしている。
強みはなんといってもコスト。また、経験は豊富で、事例も多い。
よくもわるくも職人気質。決められた仕事はきちんとこなすが、急な修正などには融通がきかない場合も。
基本的には下請けスタンスで動くので、集客増や受注増につながるアイディアはほぼ期待できない。
コンパニオンなどの手配も行わない。
依頼者側に「こんな風にしたい」というブースのイメージが明確にあり、
それなりに見栄えのするブースをとにかく安く作りたいという場合には
強みをいかんなく発揮してくれるでしょう。

このタイプが言いそうなこと

「そこはお客さんで決めてもらわないことには、こっちも手ぇ動かせないんで」


2.デザイン会社タイプ 

designer
デザイナーが社内にいるが、施工は外注。
コストはそこそこ。
デザインが勝負どころなので、コストさえケチらなければ、
とにかくかっこいいブースデザインをあげてくれるはず。
ただしあくまで守備範囲はブースであり、
受注増やブランディングなどビジネス領域まで踏み込んだプランは苦手なことが多い。
コンパニオンの手配や当日のディレクションまで対応可能かは、会社による。
「別に具体的な要望はないんだけどとにかくエッジの効いたデザインのブースにしたい」
というようなニーズにはマッチするんじゃないでしょうか。

このタイプが言いそうなこと

「このブースのポイントはメインの導線に向けた内照式の上部看板の視認性が…云々」


3.プランニング会社タイプ 

planning
施工は外注。デザイナーは社内だったり社外だったり。
コストは高めだが、ブランド構築、受注増に向けた戦略立案から
当日のディレクションまでトータルでプロデュースができる。
ちょっとプライドが高いので“業者”と呼ばれるのを基本嫌がる。
二人三脚の関係性を好むので“パートナー”と呼んであげましょう。

このタイプが言いそうなこと

「それは枝葉の問題であって、本質的な課題は別にあると考えます」


4.広告代理店タイプ 

ad

デザインや施工は、上記1~3のような業者をパートナーとして行うので、当然コストは高い。
強みはなんといっても守備範囲の広さ。
メディアプロモーションや事前集客なども含めて提案してくれる。
というか、そこまでやらないと彼らとしては儲けがでないため、
基本的に数小間レベルのブース施工コンペには登場自体しないことがほとんど。
が、最近は業績が厳しく結構少額のコンペにも現れるよなんて噂も…。

このタイプが言いそうなこと
「本日はプレゼンテーションのお時間をいただきありがとうございます。本日のメンバーですが、手前から、プロデューサーの○田、アートディレクターの○山、ディレクターの○崎、アシスタントの○野、営業マネージャーの○岡、営業の○尾です」


いかがでしたでしょうか。
パートナー選びの参考になれば幸いです。

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